りんご病と妊婦
りんご病は5歳から9歳くらいの子供に多く見られる病気です。それほど高熱が出るわけでもなく、軽い倦怠感や筋肉痛があり、その後顔から発疹が出始めて、全身に出るようになる病気です。発疹には痒みがともなうこともありますが、1週間から2週間ほどで発疹も治り、初期症状が出ているとき以外は、感染力も低いので幼稚園や学校にも通える病気です。
でもりんご病は、妊婦さんの場合は注意が必要な病気です。りんご病を発症するヒトパルボウイルスB19というウィルスには赤血球をつくる細胞を壊す作用があるのです。妊婦さんが感染すると、胎児の赤血球が作られにくくなり、赤血球が壊れて、流産や死産の、そして胎児水腫の原因となる事があるのです。
ただ、りんご病に対する免疫、抗体を持っている人は成人の中で60%から70%いるといわれています。りんご病の症状は出なくても、多くの人が幼児の頃に感染しているというわけです。しかり、自分自身がりんご病の抗体を持っているかどうかは分かりません。もし、妊娠していて上の子供がりんご病になった場合、また、接触した子供がりんご病を持っていた場合などは、産婦人科で相談されることです。
